介護の資格を取るという手も
2017/11/02
資格の取得を考える
資格は就職や転職などキャリアアップの時に必要で取得する人が多いのですが、日常生活の中で活用できる場合があります。それは、スポーツ選手が家族にいる人が取得するアスリートフードマイスターや、糖尿病の人がいる家庭で取得する管理栄養士などの資格です。他には、自宅で介護している人が取得する、介護職員初任者研修があります。在宅介護をしている人は、介護についての情報をインターネットや書籍を購入し情報を集めて勉強する人が多いですが、介護は実際にやってみないとわからないことだらけです。しかし、介護職員初任者研修の資格を取得しておくと、介護に関する基礎から、介護士として働くにあたって最低限必要なスキルを習得できます。これらの知識やテクニックは実際介護している人にとって役に立つ情報です。また、介護終了後も、取得した介護職員初任者研修の資格を活かした社会復帰が可能です。
介護の知識がつく
介護において、一番大変なのは大人の体勢を変える体位交換や車椅子から移動する移乗介助です。特に女性にとっては力も必要で、身体に負担がかかります。しかし、施設や訪問介護で働く介護士の中には中高年の女性もいれば、小柄な介護士も働いています。介護はちょっとしたコツや手順、力の使い方で、スムーズな体位変換ができるようになります。その他にも、介護するうえで食事や健康管理など日常生活で注意しなければいけないことがあります。介護の資格を取得すると、プロの介護士の知識やスキルがつくので在宅介護が楽になり、精神的、肉体的にもゆとりができます。ゆとりを持てるようになると自分の時間も持つことができ、ストレスも減り常にリラックスした気持ちで介護ができます。
ケアプラン作りに参加できる
介護の資格を取得すると、介護について詳しくなるので、ケアマネジャーが作成するケアプラン作りにも参加できます。介護について分からないと、ケアプラン作りはすべてケアマネジャーにまかせてしまうことが多くなります。そのため、利用者本人の希望とは違うケアプランが作成されトラブルがおきる場合があります。利用者本人のことを一番理解しているのはケアマネジャーではなく介護している家族なので、利用者本人がどんなサービスを求めているかがわかります。介護の知識があると、その希望をケアマネジャーに伝え納得のいくケアプラン作りを一緒に作成することができ、利用者本人も納得がいくサービスを受けられます。
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